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中性脂肪と炭水化物

中性脂肪という言葉を聞くと脂肪という言葉がついているので無駄なものと思われる方もいるかもしれませんが、エネルギーのもとになるため、体に必要なものです。中性脂肪は糖がネルギーとして使われた後に残るもので、血液に乗って体の細胞のもとになるものです。

 

その中性脂肪が体内にありすぎると、血液の中で固まり、血栓ができるもとになったり、皮下脂肪として溜まってお腹が出てしまったりすることにつながります。糖は炭水化物に多く含まれているため、炭水化物を多く摂取すると中性脂肪の量も増えることにつながります。

 

例えば、揚げ物の脂の多くは中性脂肪となり、体内にどんどん溜まっていってしまいます。揚げ物というのは、油がぎっしり詰まっているので、中性脂肪を摂取したくないのであれば、揚げ物は摂取しない方が良いということになります。

 

しかし、油ものを制限するということだけでは中性脂肪を少なくするのは難しいです。それと一緒に、炭水化物をあまり食べないようにすることが大切で、炭水化物と油ものを控えるようにしたほうが中性脂肪を少なくするのは効果的です。

 

その炭水化物というのは、白米、パン類、麺類などにたくさん含まれている栄養素です。そのため、このようなものを食べ過ぎないようにしましょう。血液検査をして、医師に「中性脂肪の値が高すぎますね」と言われた場合には、食事の量を少なくするようにと言われると思います。

 

いつも食べ過ぎていてそんなことはできないという方は、1回の量を少なくして、食事をする回数を多くするという方法を選択するといいでしょう。それ以外にも、食後にウォーキングをするなどをすると、中性脂肪が効率的に消費され、体の中に溜まらずにすみます。

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